春の和菓子12 「若かえで」「藤棚」「岩根つつじ」「武勇伝」和菓子職人が作る和菓子(上生菓子)「和の心 職人の技」


春の和菓子(上生菓子)「若かえで」春の和菓子(上生菓子)「若かえで」 「若かえで」

上南羹を作り、薄く流す。
固まらないうちに鹿の子豆を撒いておく。
固まったら短冊に切り、あんを巻く。
緑色の羊羹で楓の葉を抜き、上に添える。

楓に限り若葉の状態を「若かえで」というそうです。
季語になっています。

春の和菓子(上生菓子)「藤棚」春の和菓子(上生菓子)「藤棚」 「藤棚」

白と紫の練切を霞ぼかしでぼかす。
短冊に切り、あんを巻く。
上に緑色の羊羹を2滴たらす。

藤棚から美しく垂れ下がる藤の花。
緑の点々は葉を表現しています。

春の和菓子(上生菓子)「岩根つつじ」春の和菓子(上生菓子)「岩根つつじ」 「岩根つつじ」


鹿の子豆をあんに付ける。
艶天を塗る。
朱色の練切をふるいで押し出し、3箇所に添える。

「岩根つつじ」というのは岩間に咲くつつじの総称です。


春の和菓子(上生菓子)「武勇伝」春の和菓子(上生菓子)「武勇伝」 「武勇伝」

小豆あんで村雨を作る。
小豆羊羹を流す。
半止まりになったら淡雪を薄く流す。
固まりかけてきたら村雨を載せ、固まったら寸法に切る。。
黄色の練切で三日月形を作り添え、その上に金箔を添える。

5月5日は端午の節句。。
小豆の村雨と羊羹で重厚な鎧兜の感じを出してみました。


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